ログ記録と計測ツール 1.0 (Logger And Measurement tools) について


特長


対策について

 「ログ記録と計測ツール((Logger And Measurement tools)」について、必ずAndroid Marketからインストールするようにしてください。改竄されたアプリケーションによりデータが流出、またはウイルスに感染するおそれがあるためです。

またこのアプリケーションはSDカードなど外部ストレージにデータを記録しますが、必要に応じて記録データを移動、削除するようにしてください。不正なアプリケーションにより記録データが外部に送信されるのを防ぐことができます。また個人情報の流出を防ぐために、自宅周辺、その他プライベートな場所での使用控えることをおすすめします。。

現在のバージョンでは記録データを暗号化する機能は備えておりません。


Android marketにおける購入について

特定商取引法による情報の開示

アプリケーション起動後、上部に "Allow the user access" と表示されるか確認してください。エラーが表示される場合はLicensing checkが正しく行われていません。3Gなどの通信環境を確認してください。

 購入後に必ず次の操作を行って環境を確認してください。

  1. トップ画面の「About」メニューを選択します。
  2. 「GPS: OK」と表示されていることを確認します。
  3. 加速度センサー(Accelerometer)、地磁気センサー(Magnetic field)にセンサーの名称が表示されていることを確認します。

次のメッセージが表示されたときは利用できません。

困ったときは」も参照してください。


使用方法

メインメニュー

終了

アプリケーション(メインのActivity)を終了します。位置情報記録取得サービスは終了しません。

サービスの停止

位置情報取得サービス(RecordLocationService)を停止します。「サービスの停止」を行わない限り、位置情報を取得し続けます。

ヘルプ

アプリケーションの操作方法と注意事項を表示します。このWebサイトに接続します。

About

アプリケーションの情報を表示します。GPS機能、各センサーの状態などの情報を表示します。

「サービスの停止」メニューとボタン (長押し)

位置情報取得サービス(RecordLocationService)を停止します。

設定の初期化

アプリケーションの設定を初期化します。

項目 初期値
GPS衛星情報を記録する オン
高度を記録する オン
気温を記録する オン
GPX要素のサイズ 1000
アキュラシーの設定 20m
* 記録の時間間隔 Auto
* 記録の距離間隔 Auto
位置情報取得開始時に自動保存を開始する オン
* フォアグラウンドでサービスを実行する オフ
* GPS情報を利用する オン
* ネットワークの位置情報を利用する オン
保存先の優先順位 Priority: external storage
バッテリーレベルの設定 25%
サービスのログ Error log
加速度の上限の設定 10m/s^2
方位磁針の画像のスケール x2.0
距離における計算 Auto

Trace and record your location(位置情報の取得と記録)

速度

移動速度をkm/h(kilometers per hour)、m/s(meter par hour)、mph(miles per hour)、kt.(ノット)で表示します。一定の速度以下の場合は0m/sと表示します。

サービスを開始してから現在までの最大値と最小値も表示します。

移動方位

移動方位を表します。北を0度として時計回りの角度を表します(東-90度、南-180度、西-270度)。一定の速度に達していない(静止している)場合は表示されません。

勾配

勾配をパーセントで表示します。GPSの状態により誤差が大きくなる場合があります。「距離における計算」を指定すると、一定距離移動ごとに勾配を計算しますので、最大値、最小値に不正な値が現れることが少なくなります。

緯度

緯度を表します。符号なし(プラス)は北緯を、マイナスは南緯を表します。

積算距離

サービスを開始してから現在までに移動した距離をメートルで表示します。

記録時間

サービスを開始してから現在までに移動した時間を表示します。静止している時間は含みません。

高度

現在の高度とを表示します。サービス開始時の高度、最大値、最小値とその日時も表示します。

経度

経度を表します。符号なし(プラス)は東経を、マイナスは西経を表します。

緯度

緯度を表します。符号なし(プラス)は北緯を、マイナスは南緯を表します。

取得日時

位置情報を取得した日時を表示します。またアキュラシーも表示します。

アキュラシーを設定すると、その設定値を上回った(誤差が大きい)場合にはその値を記録しません。

Data n/1000

現在までに取得したGPSのデータ数を表示します。移動と時間の経過により増加します。データを保存するとリセットされます。

GPS Count

受信したGPS衛星の個数を表示します。

自動保存

取得したGPSのデータを保存します。データを指定したサイズごとにファイルに自動保存します。SDカードなどの外部ストレージを装着していない場合、端末のメモリに保存されます。

データを保存

取得したGPSのデータをSDカードに手動で保存します。「自動保存」を行っていても手動で保存することができます。

設定

設定画面を表示します。

到着予測

100m, 200m, 400m, 800m, 1000m, 1500m, 3000m, 5000m, 10000mに達するまでに必要な時間と距離を表示します。


設定画面(Preference)

GPS衛星情報を記録する
GPS衛星情報(取得した衛星の位置、高度など)をextensions要素に保存します。独自機能です。初期値はオンです。
温度を記録する
温度センサーの情報に基づいて、温度を記録します。温度が変化したときにのみ記録します。独自機能です。初期値はオンです。
位置情報取得開始時に自動保存を開始する
位置情報取得開始時に自動保存を開始します。メイン画面の「位置情報の取得と記録」を選択したのちに、「自動保存開始」を選択した場合と同じ動作となります。初期値はオンです。
GPXデータのサイズ
GPXデータのサイズを指定します。初期値は1000です。指定した数に基づいてデータを分割、保存します。

ファイル名について

"lr_yyyyMMddTHHmmssz.gpx"

yyyy:西暦, MM:月, dd:日, HH:時(0-23), mm:分, ss:秒, z:時差
データの保存を開始した日時となります。

2011年4月1日午後9時30分(日本時間)に保存を開始したときは"lr_20110401T213000+0900.gpx"というファイル名になります。

ファイル操作は必ずサービスを停止してから行ってください。記録中のファイルを操作した場合、動作は保証できません。


KML形式への変換について

このアプリケーションで作成したgpxファイルをKML形式に変換する際に、GPS衛星の位置情報と気温の値は失われます(extensions要素のデータは失われます)。


動作環境

必須条件

推奨


テストデータ

testgpx_20110609+0900.zip

GPS衛星の情報を含みます。


困ったときは


ご利用に関して

このアプリケーションを連続して長時間使用した場合に端末が発熱することがあります。低温やけどなどにお気を付けください。

このアプリケーションを救助活動など人命に関わるような状況下で使用しないでください。

このアプリケーションはすべての環境で正しく情報を記録できることを保証するものではありません。


謝辞

 このたびは本ソフトウェアをお求めいただき有り難うございます。Android対応の位置情報記録ソフトウェアとなります。より使いやすいソフトウェアになるよう見直しをすすめて参ります。


お問い合わせ

現在は主にWebサイトで受け付けています。

Contact us


更新情報


開発の予定

今後も機能も修正、改良、追加をすすめて参ります。ご期待ください。またご要望がありましたらお寄せください。


最終更新日時: 2011年8月24日


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